あたりまえの動きをあたりまえに動かせる人を増やしたい!西村海

公開日:2023/11/29 更新日:2023/11/29

西村海 – Kai Nishimura –

國學院大學卒業。在学中はフィットネスクラブでインストラクターとして活動し卒業後は整体サロンでの勤務を経てパーソナルトレーナーとして独立。整えて鍛えるを軸にただトレーニングをするだけではなく、生活の中で失われた身体の機能を呼び起こす指導を行っている。

【コンテスト実績】
2019 マッスルゲート KAWASAKI メンズフィジーク出場
2021 SBC EPIC 日本大会出場

【得意分野】
機能改善(姿勢やO脚X脚)

スポーツ業界に関心を持っていた小学生時代

小学生の頃から中学まで少年野球をやっていました。身体を動かすことが好きで、当時から漠然としつつも将来はスポーツに携わる仕事がしたいと思っていました。ただ、子どもながらにもプロ野球選手やその世界で技術コーチになるのは難しいだろうなと感じていて、どうすればスポーツ業界と関われるかを考えていました。

パーソナルトレーナーになるまでの経緯

そんな中、テレビゲームでコンディショニングとしてのコーチやトレーナー職がある事を知りました。私は人に教えることが好きだったので、それであれば自分も関われるのではないかと思うようになりました。
高校時代にはトレーナー職を目指すことを決めて、大学は体育系の学部を専攻。在学中にフィットネスジムインストラクターのアルバイトを経験しました。
卒業後はカイロプラクティックの整体サロンに就職し、研修を経てカイロプラクターになりました。しかしいずれパーソナルトレーナーになりたいという思いから、在職中にパーソナルトレーナーの資格であるNESTA(ネスタ)を取得。その後独立し、学生時代にお世話になっていたフィットネスクラブでパーソナルトレーナーとしての第一歩を踏み出しました。その後知り合いの紹介で、2022年2月にリアルワークアウトにジョインしました。

トレーニング指導におけるこだわり

元々整体畑出身ということもあるので、体のバランスや人間の本来の自然な動きができているかのチェックにはこだわっています。カウンセリングでのヒアリングはもちろん、モーションテストも行い、普段のトレーニングでは、くせを見ることを意識しています。トレーニング前にコンディションが整っていることは必須です。その上でトレーニングを行わないと余計な負担がかかり、ケガの原因につながります。ですので、コンディションが整っていない場合は、まずは戻してからトレーニングに入ります。

なりたい姿になれていない原因を探る

会員様からなりたい姿を聞いた際は、いきなりその姿を目指したトレーニングに移るのではなく、その姿になれていない原因を探るようにしています。例えば、ヒップアップを希望される人には、まずは股関節のやわらかさや背骨の状態を確認します。もしそこに課題があれば、ストレッチなどで改善して、その人の本来がもっているポテンシャルを最大限に出せるようになった上でトレーニングを行うことが一番の近道だと考えています。

「わかった気にならない」「思いこみで話さない」

コミュニケーションは、ポジティブな話をしたあとに改善点を伝えるように心がけています。また、「わかった気にならない」「思いこみで話さない」ように意識しています。例えば、ダイエットを目指しているけれども思うように体重が落ちない会員様の場合、普段の食生活や好きな食べ物などは何度もヒアリングして確認して、アドバイスも何度も行うことで、お互いの記憶から大切なことが抜けてしまわないようにしています。なかなか成果がでない場合は、妥協点を探るようにしています。目標を決めた上で、好きな食べ物を全部無しにするのは辛いと思うので、小さな目標を立てて、それを実現するためには、何を優先して何を諦めるかを相談しながら決めていきます。

トレーナーとしてのやりがい

トレーナー職は、学生時代に想像していた以上にいろんな知識が必要だということを感じています。しかし、元々学ぶことも教えることも好きなので、インプットとアウトプットを繰り返せるこの仕事は自分に向いているなと思います。
おもしろいなと思うのは、一般的には正しい知識だと言われていても、それは必ずしも万人に通用するものではないということです。だからこそ、人の体とは教科書どおりにならないということを念頭に置いて、自分の中で仮説をたてながら指導を行い、それが会員様にフィットしたり結果が出るとやりがいを感じます。少しでもできることが増えたり、感謝してもらえると素直にうれしいですね。

あたりまえの動きをあたりまえに動かせる人を増やしたい!

世の中には、「膝が痛くてかがめない」とか、「バランスが悪くて転びやすい」といった問題を抱えている人が多いです。ですので、自分はトレーナーとして、かがんだり、手を上げてバンザイしたり、バランスを取るといったような「本来はあたりまえの動き」をあたりまえに動かせる人を増やしたいと思っています。
「あたりまえ」は、スポーツと違ってなかなか自分では気付きにくいものです。例えば、「歩く」という行為をいちいち理論だてて考える人はいないですよね。言語化できていないからこそ、いざトラブルが起きた時に解決しにくくなっているように思うんです。実際は、骨のつながりや動きの連鎖がなくなってきている事が原因だったりしますが、普段の生活において、自分ではなかなか気づかないと思います。トレーナーとして、運動整理学や解剖学の知見を通じて、そのような課題を解決していきたいです。そして将来は独立して、自分の施術や指導にフィットするジムを作りたいと思っています。

みなさまへのメッセージ

整えて鍛えるを軸にただトレーニングをするだけではなく、生活の中で失われた身体の機能を呼び起こす指導を行います。トレーニングや食事指導はもちろん姿勢改善や可動域の向上もお任せください。


REAL WORKOUT(リアル ワークアウト)では、カウンセリングからメニュー作りの相談、実際トレーニングまで可能な60分の無料体験を実施しています。しつこい勧誘は一切ありませんので、ご安心ください。
全国に100店舗以上展開してますので職場や自宅など通いやすい場所にぜひ一度お越しください。

執筆監修者
株式会社WORKOUT
代表取締役 Co-founder & CEO
1985年5月24日生まれ、東京都港区出身。
10代で吉本RandC(現 吉本ミュージック)にて業務委託のアーティスト兼クリエイターとして活動。
その後、20代前半でインターネットマーケティング会社を起業。以降、出版広告会社の代表も務め、30歳の時に東証1部上場企業へ事業譲渡。
事業譲渡後は、株式会社アカツキの新規事業開発室(LX事業部)にジョインし、エンターテイメントxテックを中心とした新規事業、各IPの立ち上げに携わる。
2018年に同社創業、代表取締役に就任。
創業から僅か5年でパーソナルジム「REAL WORKOUT」を国内外に100店舗展開している。
執筆トレーナー

トレーナー歴10年。美しい姿勢をつくりながらボディラインを改善していくことが得意です。セッションを受けていただくことで、スタイルが良くなるだけでなく肩こりや腰痛など身体の不調も同時に改善されていきます。バレーボール・バスケットボールなどアスリートのトレーナー経験も活かし、スポーツのパフォーマンスアップが目的の方も対応いたします。

■資格■
NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
NSCA−CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)

瀧本銀次朗のインタビュー記事→