自分と過ごす時間を楽しみにしてもらえるセッションを!瀧本銀次朗

公開日:2024/03/28 更新日:2024/03/29

瀧本銀次朗 – ginjiro takimoto –

パーソナルトレーナーになろうと思ったきっかけ

こどもの頃からスポーツが大好きでした。

中学ではバスケ部に所属していたのですが、そこで腰を痛めた時期があり、その時に通院していた接骨院の先生から教えてもらったテーピングやストレッチに興味をもちました。そして、自分自身の背が低いこともあり、選手になるよりもアスリート向けのトレーナーを目指したいと思うようになりました。その後、体育大に進学。大学で学んだウエイトトレーニングによって、トレーニングを通じて選手を強くする「ストレングスコーチ」を志望。新卒で、千葉県営の公共スポーツクラブに入社しました。

そこではジュニア強化選手の育成も手掛けており、自分も選手たちのトレーナーとして関わることができました。また、副業でも社会人バレーボールチームのトレーナーをしていたことからいろんな経験をさせていただきました。

リアルワークアウトとの出会い

その後、24時間営業の「エニタイムフィットネス」に転職。

マネージャー職に従事する傍ら、副業で出張トレーナーを続けていたのですが、だんだんとフィットネス業界に対してマンネリ感が強くなっている自分に気づきました。

いっそのこと全く違う業界にいこうかなと思っていた矢先、たまたまTwitterでリアルワークアウトの企画を見て興味をもちました。リアルワークアウトは同じフィットネス業界ですが、何か「色が違うな」と感じたんです。Twitterで土屋社長に直接コンタクトをとり、入社させていただきました。

今考えると、リアルワークアウトとの出会いがなかったら、違う業界で全然違う人生を送っていたかもしれません。

経営管理部長を経て新宿店のオーナーに

リアルワークアウトに入社後しばらくはパーソナルトレーナーとエリアマネージャーを兼務し、その後、人事・労務関連を担当する経営管理部長になりました。人事責任者として、たくさんのトレーナーやオーナーとコミュニケーションを取る中で、自分自身がオーナー、すなわち経営者の立場に立てていない事にモヤモヤを感じるように。いつか自分もオーナーになろうと決意し、日々の業務に取り組んでいる中、さまざまなご縁やタイミングが重なり、直営店だった新宿店の譲渡を受けて2023年6月1日より新宿店オーナーをさせていただけることになりました。

たった7名の会員数が半年で30名に

元々直営だったリアルワークアウト新宿店の会員数は、譲渡前に13名と聞いていたのですが、いざ蓋を開けてみると、実稼働している会員数は7名だけでした(笑)しかも、新宿店の半径500メートル以内にはパーソナルジムが14店もあり競合だらけな上に、店舗はビルの3階にあるため路上に看板を出すこともできない状況です。「これはまずい!」と思い、がむしゃらに営業しました。近隣のお店の店主さんにパーソナルトレーニングを体験してもらってパーソナルジムの良さを実感していただいたり、Instagramの個人アカウントでコンセプトを「脚痩せと姿勢改善」に特化して発信を続けたりとあらゆる手段を試みました。その結果、ありがたいことに口コミが広がり、現在は会員様が30名を超える店舗にする事ができました。

考え方まで前向きになるような提案を!

リアルワークアウトは「あなたにはあなたの美しさを」というキーメッセージを掲げています。新宿店もこのメッセージからブレないように意識して、会員様自身の良さを引き出すように心がけています。

また、その人の悩みのプラスアルファの改善点も積極的にアドバイスしています。提案方法にもこだわっていて、ダメ出しではなくその人自身の考え方まで前向きになるような提案ができるよう意識しています。考え方が前向きにならないと体は良い方向に変わってくれません。例えば、どんなに姿勢改善のエクササイズをしても、本人の気分が常に落ち込んでいては、いつまでも姿勢は良くなりません。
大事なポイントは、お客様への礼儀はもちろん、尊敬の念をもって接することだと思います。そうすることによって、自分の思いが相手に伝わり、信頼関係が築けることで考え方にも変化が起き、結果的にパーソナルトレーニングの成果も出やすくなると考えています。

自分と過ごす時間を楽しみにしてもらえるセッションを

パーソナルジムに通う人たちのほとんどの人がダイエットや運動不足解消など、必要にかられてやる人が圧倒的に多いと思います。筋トレ好きな人はほとんどいないはず。だからこそ、トレーニングしている時間が楽しくないと続かないと思うんです。なので、常に会員様にはトレーニングを楽しんでもらえるよう、さらには自分と過ごす時間を楽しみにしてもらえるようなセッションを心がけています。

トレーナーとしてのやりがい

オーナーになったことで、パーソナルトレーニングの緊張感が高まると同時にうれしさも増すようになりました。ありがたいことに、最近、新宿店は予約が取りにくくなっています。会員様の立場からすると不便なはずなのに、一緒に喜んでくれる会員様がいるんです。会員様が自分を応援してくれながら一緒に店舗を作れている感覚はすごく励みになり、うれしく思います。一緒にまきこまれてくれるようなお客様はお客様側も真剣です。そういう関係性を築けていることに、至福の喜びを感じます。

筋トレがあたりまえの社会を!

日頃から、筋トレがあたりまえの社会をつくりたいと思っています。

筋トレはなかなか習慣化させるのが難しいと言われていますが、パーソナルジムはマンツーマンで指導を受けて常にトレーナーが伴走するため、通常のフィットネスジムよりも圧倒的に習慣化させやすい点が特徴です。日本はフィットネス人口が3%と言われており、他国よりも圧倒的に少ない状況です。しかし、高齢化社会と言われる日本こそ、筋トレをもっと普及させる必要があると思うんです。自分は日本にもっとパーソナルトレーニングを普及させて、筋トレが「美容室に行く」「服を買いに行く」といった行動と同じ位あたりまえの習慣にさせたいと思っています。そうすることで間違いなく日本は元気になると信じています。

瀧本さんの夢

自分がオーナーになってみて、ステップアップを考えているトレーナーには、ぜひオーナーになることを目指してほしいと思うようになりました。緊張感や危機感、喜びなど、オーナーにならないと得られない価値があります。トレーナー自身がオーナーとして一歩踏み出す勇気を持つことは大事です。

直近の自分の夢としては、オーナーを目指す人材を仲間に招き入れ、オーナー兼トレーナーを増やしていきたいです。

自分から吸収できることは全部吸収してもらって、その上でそのトレーナー自身の良さもプラスして自信をつけ、独立して行って欲しい。リアルワークアウトの店舗で独立できれば本人もやりやすいでしょうし、リアルワークアウト自体の店舗数も増えることで本部にも貢献できるし、みんながWinWinになれると思うんです。浅はかな考えかもしれないけれど、今は自分の持ち店舗をたくさん増やしたいとは思っておらず、トレーナーに担当店舗の譲渡を繰り返すことでこのプロジェクトを進めていきたいと考えています。

みなさまへのメッセージ

トレーナー歴14年。美しい姿勢をつくりながらボディラインを改善していくことが得意です。セッションを受けていただくことで、スタイルが良くなるだけでなく肩こりや腰痛など身体の不調も同時に改善されていきます。ダンサー・バレーボール・バスケットボールなどアスリートのトレーナー経験も活かし、スポーツのパフォーマンスアップが目的の方も対応いたします。


REAL WORKOUT(リアル ワークアウト)は、プロのトレーナーによる筋トレや食事指導はもちろん、ストレッチの指導も可能なパーソナルジムです。カウンセリングからメニュー作りの相談、実際トレーニングを試せる60分の無料体験を実施しています。しつこい勧誘は一切ありませんので、ご安心ください。
信頼できるトレーナーが短期長期問わず利用者の目的に合わせて二人三脚で伴走します。
全国に100店舗以上展開してますので職場や自宅など通いやすい場所にぜひ一度お越しください。

執筆監修者
株式会社WORKOUT
代表取締役 Co-founder & CEO
1985年5月24日生まれ、東京都港区出身。
10代で吉本RandC(現 吉本ミュージック)にて業務委託のアーティスト兼クリエイターとして活動。
その後、20代前半でインターネットマーケティング会社を起業。以降、出版広告会社の代表も務め、30歳の時に東証1部上場企業へ事業譲渡。
事業譲渡後は、株式会社アカツキの新規事業開発室(LX事業部)にジョインし、エンターテイメントxテックを中心とした新規事業、各IPの立ち上げに携わる。
2018年に同社創業、代表取締役に就任。
創業から僅か5年でパーソナルジム「REAL WORKOUT」を国内外に100店舗展開している。
執筆トレーナー

大手フィットネスジムにおいてフリーランスのトレーナーとして活動していました。お客様の理想の身体作りを最短最速で行えるよう最大限サポートさせていただきます。自身もフィットネスコンペティターとして身体づくりをしており、そこで実際に得たダイエットやボディーメイクの経験からもアドバイスさせていただきます。

岩田朋之のインタビュー記事→