読者のみなさまの中で、「パーソナルトレーニングを受けてみたいけど、担当トレーナーは男性か女性どっちがいいの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近、女性トレーナーの指名ニーズが増えています。
そこにはきちんとした理由があります。
この記事では、以下の内容について詳しく解説していきます。
パーソナルジムや担当トレーナーを選ぶ際のヒントにしてもらえれば幸いです。
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パーソナルトレーナーは男性が多いイメージがあるかもしれませんが、最近は女性のトレーナーも徐々に増えています。YouTubeやSNSで自分のトレーニングやダイエットやライフスタイルなどを発信して人気を集めている女性トレーナーもいますよね。
女性からすると、憧れのスタイルを持っている人に直接指導してもらえるチャンスが増えて良いことですね。まずは「女性トレーナーが人気を集めている理由」から解説していきましょう。
女性トレーナーが人気の理由は以下の点が挙げられます。
ここ数年、パーソナルジムのテレビCMや広告が増えていると思いませんか?
自宅近くにパーソナルジムが増えたと感じている方もいると思います。事実、健康やダイエットへの意識の高まりからトレーニングの需要が増え、パーソナルジムの店舗数は年々増加しています。
パーソナルジムが増えているのはコロナ禍の影響もあるようです。
リモートワークや在宅時間が増えて、運動不足を気にする人が増加する一方で、不特定多数の人と接触するフィットネスジムに躊躇する人も増えています。
そのような理由から、「感染対策面で安心してトレーニングができる」パーソナルジムを選ぶ人が増えていることが考えられます。パーソナル利用者は男性より女性の比率が高く、「今後利用してみたい」と考えている女性も多いようです。
また、女性の利用者からは「担当トレーナーは女性がいい」という声が多いため、利用者もトレーナーも女性のみに限定した「女性専用ジム」も増加傾向にあります。
もちろん素晴らしい男性トレーナーはたくさんいます。しかし「女性特有の体やメンタル」に関する理解の深さは、女性トレーナーに敵いません。また一般的に、美意識や健康に対する興味関心は女性の方が高いとされています。そういったニーズに応えられるのも、女性トレーナーの特長だと言えます。
「思いやり」や「おもてなし」のようなホスピタリティがある指導のニーズに応えられやすい点も、女性トレーナーの強みです。
トレーナー選びの際に重視すべきポイントは「自分の目的を達成できるか」です。
本来、トレーナーという役割に対して、性別による明確な違いはありません。しかし、上記で説明したとおり、女性特有の傾向はあります。
では、女性トレーナー特有の傾向とはどういったものでしょうか?
ポイントを押さえながらみていきましょう。
ここからは女性トレーナーのメリットデメリットを、女性と男性それぞれの目線から詳しく解説していきます。まずは女性目線から見ていきましょう。
一つ目のメリットは、「トレーニング中に異性に見られることがない」ことです。
男女兼用の一般的なフィットネスジムを利用する女性からは、「男性の目線が気になる」という声が多いようです。たとえばダイエット目的でジムに通い始めた場合、最初は自分の体型に自信がない人が多いのではないでしょうか。そのような状況だと、異性からトレーニングをしている姿を見られるのは恥ずかしいと感じてしまうかもしれません。
また、足を広げるトレーニングやキツくて顔が歪んだりうめき声が出るところを、男性に見られたくないと思う人もいるかもしれません。
指導中に男性トレーナーと体が触れることに抵抗を感じるケースもありそうです。もちろん気にしなくて良いことですが、ノーメイクを見られることに抵抗を感じる女性もいるかもしれません。
そのような抵抗感は、同性トレーナーの方が和らぎそうです。
二つ目のメリットは、「女性ならではの的確なアドバイスをもらえる」ことです。
多くの女性トレーナーは、自分自身の経験をトレーニング指導に活かします。そのため、女性トレーナーこそ女性への指導に長けていると言えます。
例えば、細くした方がいい部位や、大きくした方がいい部位、ヒップアップやバストアップのためのトレーニング法など、「女性らしい理想の体型に変わる方法」を知っているのです。
また、身近に理想の体をもっているトレーナーがいることで、その人を目標としてモチベーションアップに繋げることもできるでしょう。
三つ目のメリットは「女性ならではの悩みを相談できる」ことです。
例えば、出産を経験している女性トレーナーには、産後太り対策のトレーニングや食事で気をつけることなど、自身の経験をふまえた的確なアドバイスを受けられそうです。生理前の心や体の変化にも理解があるので、食欲の高まり・浮腫み・やる気が起きないときの対処法などについても相談しやすいでしょう。
40代半ば頃から、更年期障害に悩む女性が多くなると言われています。その悩みは、まずは医療機関に相談することが一番ですが、運動や食事でできる対策に関してはトレーナーに相談することも可能です。
続いては男性から見た女性トレーナーのメリットを挙げていきます。
一つ目は「モチベーションが上がりやすい」ことです。
トレーニングの継続において、「モチベーションの維持」は重要です。女性トレーナーから指導を受けられることで「またジムに行って頑張ろう」という気持ちが湧いてくるかもしれません。
二つ目は「適度な緊張感が生まれる」ことです。
女性とコミュニケーションする際に多少の緊張感を意識してしまう男性は多いはずです。リラックスした状態よりも少し緊張した状態の方が運動のパフォーマンスが上がると言われています。緊張しすぎた状態は良くないですが、少しの緊張感によって普段なら挙げられない重量が挙がるかもしれません。
三つ目は「異性に対する意識」です。
男性がジムに通う目的の一つに「かっこよくなりたい」という思いを持っている人も多いのではないでしょうか?身近に女性トレーナーがいることで、よりその気持ちが高まる可能性があります。
かっこよくなりたい気持ちが高くなることで男性ホルモンの分泌も促進されてトレーニング効果アップも期待できます。
ここまでは女性トレーナーのメリットについて書いてきましたが、逆に女性トレーナーならではのデメリットについても解説します。
男性トレーナーに比べて、女性トレーナーは扱える重量幅が狭いです。
ベンチプレスで上級者の目安と言われる100キロを挙げられる男性は多くいますが、女性だと50キロを挙げることも難しい場合が多いです。これは「男性は筋肉がつきやすく、女性は脂肪がつきやすくて筋肉がつきにくい」という、男女の体質面での違いによる点も大きな理由です。
これらを考慮すると、トレーニング上級者の男性や使用重量アップが目的の場合は女性トレーナーは不向きかもしれません。
フォームなどのトレーニングの基礎やメニュー決めに関してはトレーナーの性別は関係ないですし、使用重量に関しても、トレーニング未経験の男性より、女性トレーナーの方が高いことが多いです。
トレーニング初心者〜中級者であれば、女性トレーナーでも充分に対応可能です。
「男性があえて女性トレーナーを指名するのは不自然では?」と気になる人がいるかもしれませんが、結論から言うと全く問題ありません
女性トレーナーを指名することを変に意識してしまうことで、余計に不自然になるかもしれません。
美容院で女性の美容師を指名することは抵抗がないと思いますがそれと同様です。ただし、誤解のないように「女性専用ジムではないこと」と「トレーナーの指名が可能であるか」は確認しておきましょう。
リアルワークアウトのトレーナー陣は、男性の比率は高いものの、女性トレーナーも多く在籍してます。有資格者はもちろん、コンテストの上位入賞者や女性専用ジムでの指導経験があるトレーナーなど様々な女性トレーナーが活躍しています。
今回の記事では、女性トレーナーについて詳しく解説しました。
最後に内容をまとめておきます。
トレーナー選びの際に大切なのは、性別ではなく、「指導力やコミュニケーション力などトレーナー個人の強みがあるか」です。それを判断するためにはまず無料体験をしてみることをおすすめします。