といった悩みや疑問はありませんか。
健康維持やダイエットのために筋トレを始める女性が増えています。しかし女性が筋トレをすると「体がゴツくなりそう」「太ってしまう」という話を聞きませんか。
健康的で引き締まった体にしたいのに、ゴツくなってしまうなら筋トレを始めるか迷ってしまいますよね。しかし、女性が筋トレを始めても簡単に体をゴツくできないので安心してください。体をゴツくするにはハードなトレーニングとストイックな食事管理が必要です。
本記事では、女性が筋トレをして太ったと感じる原因や体がゴツくならない理由について解説します。後半では女性が筋トレをすることで得られるメリットを紹介しているので、最後までチェックしてみてください。
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女性が筋トレをして太ったと感じる原因は3つあります。
①脂肪より筋肉の方が重い
②骨密度が増えている
③無意識に食事量が増えているケースがある
一つずつ解説します。
脂肪と比べると筋肉のほうが20%ほど密度が大きいです。密度が大きいものほど重い傾向にあります。そのため筋肉量が増えると体重が増加します。
そうすると筋肉がつくことで体重が増えて太るのかと心配するかもしれません。しかし筋肉をつけたほうが体が引き締まって見えるのです。なぜなら、脂肪と筋肉を同じ重さで考えると筋肉のほうが体積が小さいからです。
前述したとおり脂肪よりも筋肉のほうが密度が大きいので、2つを同じ重さで考えると筋肉のほうが体積が小さいです。つまり筋肉量が多いほうが体がスラットして見えます。
筋トレを始めて体重が増加した場合、体脂肪と筋肉量の変化をふまえて太ったのか判断しましょう。
筋トレをすることで骨が代謝しやすくなります。骨は皮膚や筋肉と同じように代謝します。骨が代謝されると、新しい骨が作られていき骨の密度が大きくなっていくのです。
そのため骨密度が大きくなった分、体重が増えます。
筋トレを始めると「運動している」という安心感から食事量が増えてしまいがちです。動いているから食事量が増えてもよいと考え、ついついご飯の量を増やしてしまいます。
ダイエットのために筋トレを始めたのに、カロリーオーバーな食事を続けると体脂肪が増えて体がゴツくなります。
ダイエットの基本は「消費カロリーよりも摂取カロリーを低くする」ことなので、食べすぎないように食事管理をしましょう。
前述したとおり、筋トレをして体重が増える要素として筋肉量や骨密度が増えている可能性が高いです。体重が増えても筋肉量が増えて体脂肪の割合が減っていけば、見た目がだいぶスッキリしますよ。
しかし、食事の管理ができていないとカロリーオーバーになり脂肪が溜まり体重が増える恐れがあります。筋トレと合わせて食事記録も始めていき、食べたものを見える化して食べ過ぎを抑えましょう。
この章では女性が筋トレをすることで太ったと感じる原因を解説しました。それでも筋トレをして筋肉がつくと体がゴツくなるか心配するかもしれません。しかし、女性が筋トレをして体をゴツくするのは難しいです。
次の章でゴツくするのが難しい理由を解説しますね。
女性が筋トレをしても体がゴツくならない理由は3つあります。
順番に解説しますね。
女性と男性では骨格やホルモンなどに違いがあります。
日本体育大学のバズーカ岡田先生によると、女性の筋肉量は男性の筋肉量の上半身は約50%、下半身は約70%と言われています。全体の筋肉量が少ない分、男性よりも女性のほうが筋肉がつきにくいのです。
参考:男性との違いは?女性アスリートに効果的な筋トレの方法|日本体育大学
筋肉を大きくする(筋肥大)には「テストステロン」というホルモンが重要です。男性と比べると女性がテストステロンを分泌する量は約10分の1と言われています。
そのため、ホルモンの観点をふまえても女性は筋肉を発達させにくいのです。
筋肉を大きくするにはハードな筋トレをしないといけません。マッチョな人たちは週に5、6回はジムに通ってトレーニングをしたり、筋肉を大きくするために厳密な食事管理をしています。減量や健康管理のために週に1、2回ジムに通って、1時間トレーニングするだけではそう簡単にゴツくはなりません。
女性は筋トレをしても筋肉量やホルモンの関係で体がゴツくなりにくいです。ストイックなトレーニングや食生活をしない限りは、筋トレをしても体を引き締めるレベルの筋肉になりますよ。
次の章では女性が筋肉をつけると、どのようなメリットがあるかを解説していきますね。
女性が筋肉をつけることで得られる3つのメリットがあります。
一つずつ解説しますね。
筋肉量が増えると代謝アップが期待できます。具体的には筋肉量が1kg増えると基礎代謝(消費カロリー)が約13キロカロリーアップします。
筋肉量が多いほど基礎代謝が増えて太りにくい体になるのです。
たったの13キロカロリーしか増えないと意味がないと思われるかもしれません。
しかし1kgも筋肉が増えると体脂肪を減らしやすくなります。具体的に言うと1ヶ月なら約400キロカロリー、1年なら4,800キロカロリー消費します。体脂肪を1kg減らすのに約7,200kcalの消費が必要です。
何をしなくても1年で換算すると体脂肪を0.7kgも減らせる体になるのです。
体を柔らかくするためにストレッチをする方が多いと思いますが、実は筋トレのみでも効果があるのをご存知ですか?関節を大きく動かしたり、軽い負荷で筋トレしたりすると自然と筋肉の緊張状態がほぐれて柔軟性が高まります。アメリカで学生25人を対象に筋トレのみとストレッチのみの群で筋肉と関節の柔軟性に差が出るかを調査しました。調査の結果、筋トレのみとストレッチのみの群で柔軟性の向上に大きな差がでなかったのです。
筋トレを継続することで体の可動域が増えて動きやすくなりますよ。
参考:Resistance Training Improves Flexibility, Too
トレーニングを始めた時は軽いダンベルしか使えないでしょう。
しかし、筋トレを続けていくと以前は持ち上げるのが辛かった重さのダンベルを扱えるようになります。
筋トレをすることで「成功体験」が得られます。小さな成功体験を積み重ねることで、自分に自信がもてるようになるのです。
本記事では女性が筋トレをして体がゴツくなるのがホントなのかを解説しました。
最後に内容をまとめておきます。
当記事が「女性が筋トレをしてゴツくならないかを心配している方」の参考になれば幸いです。
またREAL WORKOUT(リアル ワークアウト)では、体をゴツくしたくない方向けに下記のサービスを行っています。
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ちなみに体験レッスンの流れは「REAL WORKOUTのパーソナルトレーニングの流れ」にまとめておりますので、ご覧ください。
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