「ダイエットにはパーソナルジムが良いと聞くけど、食事指導も受けた方が良いのかな?」と気になりませんか?
本記事ではパーソナルジムでの食事指導の内容や必要性について解説します。「ダイエット効果がでない原因の9割は食事管理」といわれる理由についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
パーソナルジムではトレーニング方法の指導を受けられるのはもちろん、筋肥大やダイエットに欠かせない「食事管理」の指導も受けることができます。
トレーニングと同様に、パーソナルトレーナーが利用者の目的に合わせた食事方法をアドバイスします。
食事指導のスタイルや内容はパーソナルジムの種類によって様々です。例えば、競技指導など専門性のあるジムの場合は、その競技に必要なエネルギー補給の方法や栄養素の種類、摂取タイミングについての指導を行います。
一般的なフィットネスを目的としたパーソナルジムも、ジムによってその方法には違いがあります。
ライザップなどの短期集中型のジムの場合は、トレーナーとLINEや専用のアプリなどでコミュニケーションを取りながらの指導を受けるスタイルが主流です。
例えば、分からないことをチャットで質問したり、食事ごとに食べたものの写真を撮ってトレーナーに送るという方法になります。トレーナーに逐一報告することで、適切なアドバイスがもらえます。モチベーションが継続しやすく、気になったことをすぐに聞けるというメリットがありますが、その分費用が高くなるという側面もあります。
一方で継続型パーソナルジムの場合は、ジムに行ったときにトレーニングの合間や前後でのトレーナーとの直接の会話の中で指導を受けるスタイルが多いです。基本的にはパーソナルトレーニング中だけのやりとりになるので、ジム以外の時間は自主的な食事管理が必要になります。
前述した短期集中型ジムより費用が抑えられて、自主的に学習することで長期的な知識が身につきやすいというメリットがあるでしょう。
リアルワークアウトでは、有料(¥33,000/月額)の食事指導プランがあります。
店舗LINEに毎日の食事内容を送り、トレーナーがチェックして指導を行います。毎日やりとりができるので軌道修正が早くできて、モチベーションの維持や食事知識の向上が可能かと思います。今後はチャットで管理栄養士から指導が受けられるサービスも展開予定です。
もちろん、無料での食事指導も受けられます。
基本的にはカウンセリングの際に、目的に合わせた食事プランを提案します。入会後のセッションの際にトレーナーが食事内容の写真をチェックしたり、相談に乗ることも可能です。
指導プランのそれぞれにメリットデメリットがあるので、自分の目的や予算によって選択することをオススメします。
具体的にどのような食事指導があるかを解説します。目的や利用者によって指導内容が異なるので、ここでは基本的な指導の紹介をします。
目的とする体に向けて食事管理をする場合、まず最初に指導が入るのは「カロリー」になるでしょう。食事を変えていくときの優先順位ではカロリーの考慮が最優先となります。
例えば、
体を大きくしたり筋肥大をしたい場合・・・摂取カロリー>消費カロリー
ダイエットしたい場合・・・消費カロリー>摂取カロリー
といった大原則があります。
そのためには、現在の消費カロリーを知ることから始めます。
消費カロリーは基礎代謝+生活代謝で決まります。人それぞれの性別や年齢、筋肉量や活動量などによって異なるので、まずは体組成計などで調べて消費カロリーを把握し、目的に応じた摂取カロリーを算出してみましょう。
カロリーの次に大切なのが、「何を食べるか」です。
カロリーの総量は、食品に含まれる三大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物の量で決まります。それぞれの1gあたりのカロリーは、タンパク質4kcal・脂質9kcal・炭水化物4kcalです。
例えば、すべて10g含まれている食べ物だとすると、40 + 90 + 40=170kcalになります。
この栄養素のバランスをそれぞれの英語の頭文字をとって「PFCバランス」と言います。(タンパク質→Protein 脂質→Fat 炭水化物→Carbohydrates)
ダイエット目的のPFCバランスは「高タンパク・低脂質・低糖質」が良いとされています。
筋肉の材料になるタンパク質は多めに摂り、脂肪になりやすい脂質と炭水化物は控えめにします。同じカロリーだとしても、PFCバランスを変えることによって体は変わりやすくなるはずです。
「食事指導も受けたほうがいいの?でも自分で管理できるかも」と迷うかもしれません。
結論から言うと、「食事指導は絶対に受けた方が良い」です。
その理由を解説していきます。
ダイエットがうまくいかない場合の原因はほぼ「食べすぎ」です。食事管理ができていないのです。
ダイエットにおいて、食事管理を行うことは必須条件です。
また、ダイエット目的でジョギングなどの有酸素運動をする人がいます。もちろん運動の効果はありますが、ダイエット的には時間効率が悪いです。30分ジョギングしても消費できるカロリーは200kcalほどなので、一ヶ月続けたとしても6,000kcalで脂肪1kgにも満たないことになります。(体脂肪1kg減らすには7,200kcalの消費が必要)
つまり、食事管理を前提に正しい知識と計画をもってダイエットを進めていくことが大切なのです。
ダイエットはしたいけど、忙しい生活の中でダイエットのことばかり気にしていられないという方もいると思います。
自分一人で継続していると心が折れそうになるときも来るでしょう。
パーソナルトレーナーは、正しい知識に基づいたアドバイスはもちろん、モチベーションを維持させるためのメンタル面でのケアもして、目標まで伴走してくれます。
食事管理なしにダイエットできないと書いてきましたが、運動をしなくてよいというわけではありません。特に筋トレは筋肉を増やして太りにくい体質にしたり、体のメリハリをつけてスタイルを良くするためには絶対に必要です。
最近はオンラインで食事指導だけ行うサービスもありますが、あまりオススメできません。
トレーニングを行わずに食事管理だけ行うとリバウンドする可能性があるためです。
次に「食事制限」のメリットとデメリットをご紹介します。正しく理解しておき、筋トレとの両立をして長期的に理想の体に近づいていきましょう。
食事制限のメリットから解説します。
前述のように、食事制限をすることで、消費カロリー>摂取カロリーの状態を作りやすく、短期間でもダイエット効果が実感できるでしょう。摂取カロリーを減らし、さらにトレーニングで消費カロリーも増やせばその効果は大きくなります。
食事制限をすると、食事に対して敏感になります。
何も気にせずに好きなときに好きなものを食べるより、自分が食べるもののカロリーやPFCバランスに意識を向けるようになるだけでも行動が変わってきます。
さらに、継続していくことで食べたものに対する体重の増減や体調の変化などの反応が感覚で分かるようになるはずです。
食事制限を実施することで起こりうるデメリットも紹介します。
食事制限をしていると、空腹感を感じる時間が多くなります。空腹感が強くなりすぎると、集中力の低下により仕事でミスをしてしまうこともあるかもしれません。
また、「食べたいのに食べられない」という精神的ストレスが増えて、食べ物への執着が高まり反動で「キレ食い」をしてしまう可能性も出てきます。
ダイエットは空腹とうまく付き合う事が重要です。ジャンクフードなどは避け、栄養価の高いものを食べることで空腹になりにくいとも言われています。
どうしても食べたいときには無理をしすぎることなく、食べ物を選んで間食するなどしてうまく乗り切るようにしましょう。ゆで卵や、ひとつまみのナッツや、プロテインなどがオススメです。
食事制限を続けていくうちに空腹感やストレスに負けてキレ食いをしてしまうと、「自分は意志が弱いダメな人間だ」と自己否定感が強くなることもあります。
一度や二度ならまだ取り返せるのでよいですが、何度も繰り返すうちにダイエット自体を諦めてしまったり、目標達成できない言い訳を自分の中で考えるようになってしまうこともあるかもしれません。
今回はパーソナルジムの食事指導についての記事でした。
内容をまとめておきます。
パーソナルジムに通って本気で成果を出したいなら食事指導も受けることをオススメします。
実際の利用者から「食事指導を受けてよかった」という声もよく聞かれます。
リアルワークアウトではトレーナーによるレッスンごとの食事指導の他に、追加オプションで徹底食事管理もお付けできます。
また、60分の無料体験レッスンもあり、カウンセリングから実際のトレーニングや食事指導が体験できますので良かったらご利用ください。
今回は以上となります。