「若い頃は二の腕のたるみなんて気にならなかったのに、最近肉がタルタルになってきた」
「タプタプした二の腕を引き締めたい」
こんなお悩みをお持ちの方に向けて、二の腕のたるみに効く筋トレをご紹介!
トレーニングで引き締めてかっこいい二の腕を手に入れましょう!
Table of Contents
二の腕の筋肉は大きく分けて、前側に位置する「上腕二頭筋」と後側に位置する「上腕三頭筋」の2つの筋肉で構成されています。
上腕の前側に位置する筋肉で、「力こぶ」の筋肉として有名です。この筋肉は「長頭(ちょうとう)」と「短頭(たんとう)」の二つに分かれていて、これが名称の由来にもなっています。主に肘関節の曲げる(屈曲)動作と、前腕の回外動作にも使われています。日常生活では、扉を引くときやドアノブを回すときに使われる筋肉です。
上腕の後側に位置する二の腕の部分で、名前の通り三つの頭「内側頭」「外側頭」「長頭」からなる筋肉です。主に肘関節を伸ばす(伸展)動作に使われています。また、回旋運動や安定性の提供にも関与しています。日常生活では意外と使われる場面が少ないものの、空手やボクシングなどの突き(パンチ)の動きにおいては加速力を生み出す筋肉です。
肌の露出が増える時期に向けて、気になってくるのが二の腕のたるみ。夏に向けて「たるんだ腕を引き締めたい!」と思っている女性は多いのではないでしょうか。実は二の腕のたるみの原因は、毎日の食事などの生活習慣の影響よりも”筋肉の衰え”が大きく影響しているのです。
二の腕のたるみは、上腕三頭筋の筋肉が衰えることにより、脂肪がつきやすくなっている状態を表しています。日常的に上腕三頭筋を鍛えていれば、たるみを抑制することができます。
重いものを持ち上げることで鍛えられる上腕二頭筋と比べると、上腕三頭筋の方が日常生活において使用シーンは少なくなります。また、外見から見えにくい部位であることからトレーニングも怠りがちになります。身体の筋肉は、使われにくい部位から順にあっという間に衰えていきます。この筋肉の衰えに気付くことが、二の腕のたるみ改善のファーストステップです。普段あまり使っていない筋肉だからこそ鍛えると効果を感じやすい部位でもあります。
筋肉が衰えてくると、つきやすくなるのが皮下脂肪です。筋肉量が減ることで基礎代謝が減り、皮下脂肪がつきやすい体質に変化します。皮下脂肪の増加はたるみの原因となり、年齢よりも老けて見えるようになりやすくなります。
筋トレと聞くと、ムキムキなボディビル選手のような体をイメージされる方も多いと思います。トレーニングは種目や回数、重量をコントロールして行えば、筋肉量を増やすだけでなく”たるみ”を予防・改善し、シェイプアップ効果をもたらします。
トレーニングを継続して行うことで筋肉の衰えを防ぎ、皮下脂肪を溜め込まない細く引き締まった二の腕に近づくことができます。適切な筋トレで、二の腕のたるみを解消していきましょう。
上腕二頭筋は、日常生活において重い荷物を持ち上げるときやドアを押す動きで働く筋肉です。適度なトレーニングで、生活に必要な筋肉量を維持しつつ、ほっそり引き締まったヘルシーな二の腕を目指しましょう。
<効果>
上腕二頭筋・上腕筋・前腕筋群に効果があるトレーニングです。
バーベルを持つことで、より狭い可動域で大きな負荷をかけることができます
<使用器具・マシン>
<やり方>
<ポイント>
<効果>
上腕二頭筋に効果的なトレーニングで、バリエーションによって長頭から短頭まで効果のある部位が変化します。シンプルな動きなので誰でも簡単に鍛えられるのもポイントです。
<使用器具・マシン>
<やり方>
<ポイント>
<効果>
上腕二頭筋の「長頭」と呼ばれる部位を鍛えるトレーニングです。二の腕を太くたくましくしたい方におすすめです。
<使用器具・マシン>
<やり方>
<ポイント>
上腕三頭筋は、日常生活であまり使われないため、衰えやすい筋肉と言われています。上腕三頭筋をしっかりと鍛えて、たるみのない引き締まった二の腕を手に入れましょう。
<効果>
ケーブルマシンを使うことで、より上腕三頭筋に刺激を集中させることが出来ます。鍛えている部位を意識しやすく、軌道が安定しているので動作もしやすいです。
<使用器具・マシン>
<やり方>
<ポイント>
<効果>
上腕三頭筋の中で最も大きな筋肉であり、二の腕の裏側全体に伸びている「長頭」に効果があるトレーニングです。動作に回内動作を組み込むことで、長頭への刺激が倍増します。
<使用器具・マシン>
<やり方>
※左右はどちらから始めてもOKです。
<ポイント>
<効果>
ダンベルキックバックと同じく「長頭」に効果があるトレーニングです。二の腕の下部分を鍛えられるので、ほどよく引き締まった綺麗な二の腕に近づけます。
<使用器具・マシン>
<やり方>
<ポイント>
「二の腕を引き締めたいけど、ジムに行く時間がない・・・」
そんな方も大丈夫!自宅で簡単にできるトレーニング方法を紹介します。
<効果>
上腕二頭筋に効果的なトレーニングで、バリエーションによって長頭から短頭まで効果のある部位が変化します。
<用意するもの>
500mlペットボトル2本(水が入った状態)
<やり方>
<ポイント>
<効果>
上腕三頭筋のなかでも特に「長頭」に効果があるトレーニングです。二の腕の下部分を鍛えられるので、ほどよく引き締まった綺麗な二の腕に近づけます。
<用意するもの>
<やり方>
<ポイント>
二の腕を鍛えることによって、筋肉が発達して太く見えるのでは?と心配される方もいると思います。しかし、筋肉を太く(=肥大)させるには、よっぽど集中して高い負荷をかけないと太くはならないので、ご安心ください。
一方で、既についている脂肪を落とさないまま筋肉を発達させてしまうと、より太く見えることもあるので注意が必要です。ひとつの部位だけを集中して鍛えるのではなく、バランスよく鍛えることが大切です。
いずれにしても、筋トレによっていきなり太くなる訳ではないので、焦らずご自身の目標に合わせてトレーニングをしていきましょう。
二の腕トレーニングの前後は、筋肉の起始停止(きしていし)部分をマッサージすることで筋トレの効果が上がりやすくなります。起始停止とはシンプルに筋肉の始まりと終わりと考えると良いでしょう。
<上腕二頭筋の起始停止>
【起始】 長頭・肩甲骨(関節上結節)
【停止】 橈骨(橈骨粗面)、上腕二頭筋腱膜
<上腕三頭筋の起始停止>
【起始】 長頭・肩甲骨(関節下結節)
【停止】 尺骨(肘頭)
また、二の腕は、全身の中でもリンパの流れが滞りやすいパーツと言われています。体の老廃物を排出する役割のリンパの流れが滞ると、むくみにつながり、二の腕が太くなる原因になる場合があります。トレーニングだけではなく、マッサージなどでリンパの流れをスムーズにすると良いでしょう。
いかがでしたか?この機会にかっこいい二の腕を手に入れて夏を楽しみましょう!
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