パーソナルジム(パーソナルトレーニング)で パーソナルトレーナーとして働きたいと考えていると、収入のことや長く働けるのか気になりませんか?
本記事では、パーソナルトレーナーの年収や働き方、将来性などのポイントを短時間で学んでいただけます。後半には、年収1000万円を目指す方法も記載していますので、ぜひ最後までお読みください。
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パーソナルトレーナーの平均年収はどれ位でしょうか?雇用形態や大手パーソナルジムの年収例を見てみましょう。
パーソナルトレーナーの雇用形態は下記の3つです。
雇用形態によって収入が異なるのでポイントをふまえて解説します。
アルバイトのパーソナルトレーナーは平均時給が997円と言われています。
フルタイム(週に5日で20日、8時間勤務の想定)とすると、月給は16万円で年収は192万円です。
パーソナルトレーナーとしてアルバイトだけで生活するのは厳しいかもしれませんが、未経験から働ける可能性が高いことや正社員登用がある会社があります。
経験が少ない方はまずはアルバイトから始めるのも一つの手でしょう。
フィットネスクラブやパーソナルジムで働く正社員は平均年収が353万円と言われています。
月給に換算すると約29万円です。初任給はおよそ20〜25万円が相場です。
福利厚生があることや勤める企業やスキル・経験によって年収が変わってきます。
マネジメントスキルをつけて従業員の管理や店舗運営ができると年収500万円〜600万円も狙えるでしょう。
フリーランスとしてジムと業務委託契約を結んで働くパターンです。
正社員と異なり、契約内容によって収入が変わります。
時給制の場合は1,500円〜2,000円が多く、フルタイムでの年収に換算すると288万円〜384万円です。
歩合制の場合、お客様にトレーニング指導した場合にお金をもらえるケースが多いです。
1セッションあたりの金額は売上の20-30%位が相場で、セッション回数を増やすほど年収は上がります。平均年収は360万円〜600万円ほどになります。
続いては全国に70店舗以上(※)オープンしている大手パーソナルジム4社の年収例を紹介します。
雇用形態や待遇などの違いも含めて解説していきます。
※展開しているジム数は2023年3月時点の情報です
「結果にコミットする」のCMでおなじみのライザップ。
未経験からパーソナルトレーナーを募集しています。雇用形態は契約社員からのスタートになり、時給は1,500円です。1日8時間勤務した場合の年収は約304万円です。
契約社員のため雇用保険や厚生年金など保険制度が使えることや、社員割引や福利厚生が使えます。
参考元:https://fitness-salon.com/detail-job/1177
全国に80店舗以上を展開する24/7Workout。
業務委託契約でパーソナルトレーナー経験を募集しています。
歩合制となるためセッションの時間と担当した分、収入に反映されます。
1セッション75分で2,500円なので、時給に換算すると2,000円です。
週に20本ほどセッションをこなすと年収は約300万円です。
さらに物販商品やプロテインを販売すると追加報酬がもらえるのでさらに年収アップを狙えるようです。
参考元:https://fitness-salon.com/detail-job/856
全国に70店舗以上を展開するBEYOND。
トレーナーとして実務経験がないかたでもパーソナルトレーナーとして求人があります。
正社員としての雇用形態です。月給は経験に応じて22万円〜35万円でスタートします。
年収に換算をすると、およそ264万円〜420万円です。
物販や個人売上があると歩合給でさらに収入が増えるでしょう。
参考元:https://recruit.jobcan.jp/world-fit/show/0000/1341597
都内中心に97店舗以上(2023年3月時点)を展開しているリアルワークアウト。
未経験からでも可能な業務委託契約でパーソナルトレーナーを募集しています。
収入の特徴は月額制ということです。
パーソナルトレーナーとしての経験が少ない方で業務委託で始めるかたには、歩合制よりも収入が安定しやすいでしょう。
月額23万円からスタートで、年収はおよそ276万円です。
インセンティブがあるので個人のがんばりによって収入アップが期待できます。
さらに独立支援制度があるため将来的にジムを運営したいと考える方には良いパーソナルジムでしょう。
参考元:https://fitness-salon.com/detail-job/1148
結論からいえば、パーソナルトレーナーとして年収1000万円以上を稼ぐことは可能です。
どのような働き方をすれば年収1000万円以上を得ることができるかを解説していきます。
パーソナルトレーナーとして年収1000万円以上を目指すなら独立開業するとよいでしょう。アルバイトや正社員とは異なり、経営に成功すれば年収1000万円も夢ではありません。
年収1,000万円以上稼ぐ目安を紹介すると、会費は月額4万円、会員が25名いるとします。すると月間で100万円の売上となり、年商1,200万円になります。
そこから、月々の家賃や水道光熱費やジムの運営にかかる経費を差し引くことになります。
経費を年間200万円に抑えることができれば、年収1000万円になります。
パーソナルトレーナーとしては独立開業するために知っておくべきことは別記事の「パーソナルジムの開業に必要なもの・資格とは?」にまとめているので、合わせてご覧ください。
設備は費用がかかっても長く使えるものを購入したり、場所代はマンションのワンルームなどを利用すれば、経費を抑えることができるはずです。
目先のことばかり考えずに長い目で経営を考えるとジムの運営に成功しやすいでしょう。
続いてはパーソナルトレーナーとして年収アップするために重要なことを紹介します。
年収アップするには自己ブランディングや開業するための準備が不可欠です。個人としてやっておくべきことを解説していきます。
パーソナルトレーニングに関する資格を取得するとパーソナルトレーナーとしての市場価値が上がります。資格を取得することでパーソナルトレーニングをするための知識がある証明になります。
さらに資格手当がある企業に勤めれば年収アップにつながるでしょう。
他にも資格取得のメリットやどのような資格があるかを別記事の「パーソナルトレーナーに資格は必要?取得メリットや種類」にて紹介しているので、あわせてご覧ください。
パーソナルトレーナーとして資格を取得するのも大切ですが、トレーナーとしての経験も同じくらい重要です。
パーソナルトレーナーはお客様から選んでもらう必要があります。指導の実績がないトレーナーは選ばれにくく集客するのが難しいです。
パーソナルトレーナーとしてお客様に適切なトレーニングを指導できるように経験を積んでおきましょう。とはいえ、誰もが最初は初心者です。指導の経験がなくて心配なかたはスクールに通うとよいでしょう。
リアルワークアウトではパーソナルトレーナーになりたいけど、何をすればよいかわからない方向けに「REAL WORKOUT TRAINER’S ACADEMY」を開校しています。
本スクールを受講することで、パーソナルトレーナーとして活躍するための指導力アップと経験を積むことができます。
たくさんの人にあなたのことを知ってもらうと、パーソナルトレーナーとしてクライアントを増やすことができます。
認知度を上げるためには、ボディビルやフィジークなどの大会に出場して実績を作ったり、SNSで価値のある情報を発信したりするとよいでしょう。
コツコツと実績を作っていくことで、情報の発信力がついてきて認知度が上がります。
認知度が上がることで、「あのトレーナーからトレーニングを教わりたい」とファンになる人が増えていくでしょう。
パーソナルジムの開業するには初期費用と数ヶ月分のランニングコストが必要です。
規模にもよりますがジムを開業するために必要な費用は300万円〜500万円くらいと言われています。
ジムを運営するためには、場所代として契約時に数10万〜100万円の費用が必要になったり、パワーラックやダンベルなどの器具を購入したりする必要があります。
場所や設備が悪いと集客しにくくなります。開業を成功させるためにコツコツ資金を貯めておきましょう。
別記事で「パーソナルジムの開業に必要なもの・資格とは?」を紹介しているので、パーソナルジムを開業する際の参考にご覧ください。
パーソナルトレーナーには将来性は「ある」といえるでしょう。なぜなら、年々パーソナルジム(パーソナルトレーニング)の需要が高まっているからです。
その理由と、どの位上昇傾向にあるのかを解説していきます。
フィットネスクラブの売上が上昇傾向にあります。FitnessBusinessのまとめによるとフィットネスクラブは2011年から2019年まで8年連続で売上が上昇しています。
コロナ禍になった2020年に売上が大きく下がりましたが、現在はコロナ前の水準まで戻ってきているようです。今後もフィットネスクラブの売上の上昇は続いていくでしょう。
「世界のフィットネスクラブの国別会員数」(IHRSA2014)の調査結果によると、2018年の統計で日本のフィットネスクラブ会員数は424万人で、人口比の参加率は3.33%と発表されています。
G7の参加率を見ると、カナダ15.5%、フランス8.5%、ドイツ12.9%、イタリア8.8%、イギリス14.8%、アメリカ20.3%となっており、日本はG7の中でダントツに最下位です。
日本が直面する高齢化社会において、健康寿命を伸ばす政策は必要不可欠です。今後フィットネス業界はますます注目されていくはずです。
個人が将来も安心して暮らすためには健康管理が重要なカギを握ります。
上記で見てきたように、これから健康管理のためにトレーニングを始める日本人がますます増えていくでしょう。しかし、筋トレの経験がないかたは、どのような運動をすればよいのか悩む方がいます。
トレーニング初心者にとって、正しいフォームで確実に狙った筋肉を鍛える方法を学ぶことは何よりも重要です。その願いを叶えられるのがパーソナルジムなのです。
パーソナルトレーナーとして経験を積み実績があれば、将来性があり需要の高いパーソナルトレーナーになれるでしょう。
本記事では、パーソナルトレーナーの年収や将来性について解説しました。
リアルワークアウトではパーソナルトレーナーの年収アップのためにさまざまな制度があります。
パーソナルトレーナーとして活躍したい方は無料で説明会を開催しているので、興味のある方はこちらから問い合わせください。